世界の中心は彼らで回っている

勝利六人組。グループ内の年齢差およそ10。私との年齢差およそ18〜28。

田口さんの脱退を受けて

 

      

 ベストアーティスト2015、お疲れ様でした。V6はいつでもV6で興奮が覚めきれぬまま。それでも一番衝撃的だったのはV6ではありません。

        

 KAT-TUN田口淳之介さんが来春をもってKAT-TUN及びジャニーズ事務所を辞められるそうで。私の中のKAT-TUNの思い出と言えば、5年前に友人宅で見たKAT-TUNのライブDVD。それからメンバーが出演されてるドラマ。中丸さんのシューイチ。KAT-TUNKAT-TUNとして意識したことは殆ど無く、それでも今回の出来事は衝撃的だった。正しく言えば、田口さんの脱退というよりかはV6も脱退するかもしれないんだという思いからか。

 今思えば、V6というグループは極めて稀なグループである。20年という年月を誰1人欠けることなく共に歩んできた。脱退を考えていた人もいるだろう。いつか、そう思いながら踏み止まったのかもしれない。他の誰かに必死に止められたのかもしれない。それでも、大人数のグループでありながら、これまでの時を過ごしてきたのはジャニーズでは珍しいのではないか。

 だからこそ、21年目からもV6は色んな物を私達にくれるんだ。そう思っていた。

 

   

 でもよく考えたら、V6のうち誰かが脱退をする、もしくはV6自体が解散する‥そんなことも有り得ない話ではない。むしろメンバーそれぞれが歳を重ねつつあるから、後者の方は考えられなくもない話ではないのか。

          

 そして想像してみた。もしも長野さんがV6を脱退するとしたら。V6が解散するとしたら。

 結果から言うと、具体的な想像は出来なかった。信じようとしないだろうなぁーとか、泣くだろうなぁーとか、最終的には6人で決めたことならと納得せざるを得ないんだろうなぁーとか。簡単な想像は出来るが、じゃあその時自分はどう行動するのか?と訊かれれば返答に少し困る。

        

 KAT-TUNファンはじめ、他のグループのファンの方も田口さんの脱退に困惑していた。どうして?なんで?戸惑いの声が聴こえた。ラブメドレーのKAT-TUNの曲の際、目元を拭っていた女性を私は見た。私も泣きはしなかったけれど、それでも冷水を頭からかけられたような気分になった。

     

 多くの他のグループのファンの方が○○(そのグループのファンの名称)はハイフン(KAT-TUNファンの名称)を支えますKAT-TUNを守りますそうTwitterで発言していた。素敵な輪だと、言っている人がいた。私はそうは思わない。ここは個人ブログであるから、好き勝手に書かせてもらう。                       

         

  

 幾ら何でも無責任過ぎる。支える?守る?言うことは簡単だ。見ていて虫唾が走った。「見て見て、こんなことを言える私いいこでしょ?」そう言っているようにしか思えなかった。

 もしもV6がそうなったとして、他のグループのファンの方に「○○はV6ファンを支えます」「V6とV6ファンを守ります」なんて言われたら私は絶対に怒る。火に油を注がれているようにしか思えない。同じ事務所のアイドルグループというだけで、グループ同士は別物だ。他人だ。介入される義理はない。知ったような口を聞くな。黙っててくれ。何もしないでくれ。‥そう思うだろう。

     あるKAT-TUNのファンの方が仰っていた。

他のグループのメンバーの脱退を考えている暇があるなら自担を応援しなよ

 その通りだと思った。

     

 田口さんが脱退された。でも私はKAT-TUNを良く知らないから、正直に言えば今回のことは関係ない。悪い言い方をするが、そんなことを考えているならV6のことを考えていたい。私を酷い人間だと思う人は居るだろう。もしかしたら、読んで下さる方の中にKAT-TUNのファンの方がいらっしゃるかもしれない。その方には文面上で申し訳ないが謝罪する。申し訳ない。それでも私はV6のことを考えていたい。ブログのタイトル通り、私の世界の中心は彼らで回っているから。