世界の中心は彼らで回っている

勝利六人組。グループ内の年齢差およそ10。私との年齢差およそ18〜28。

国分さんの結婚を受けて


※ジャニーズの結婚事情について個人的意見を語っています。「ジャニーズの結婚なんて認めない!」という方は今すぐプラウザバック、そしてこのブログから離れられることをお薦めします。


































 9月11日、ファミリークラブを通じてTOKIO国分太一さんが結婚したことをファンに報告された。数々の番組を持ち、生放送番組も担当されている中で、マスコミの目に触れること無くファンに直接結婚を報告することは、私の中で最もベストな結婚報告だ。
 以前、我らがV6・井ノ原快彦さんが瀬戸朝香さんとの結婚を発表したのはコンサート(2007年『Voyager』)の初日。そんな井ノ原さんもマスコミより前にファンに報告したらしいが、コン初日に生報告を受けたファンはどんな気持ちだったんだろう。「おめでとう」と祝福するファンもいれば、受け止めきれずにいるファンもいて。私は井ノ原さんのファンであるが井ノ原担と名乗る程でもないため、祝福出来ない訳ではないが、生報告の場にいたら呆然とはすると思う。井ノ原さんが結婚したという事実を受け止め、理解するには時間を要する。


 そもそも、以前からジャニーズファンの中では暗黙のルールと言うかただの噂に過ぎないが「ジャニーズでは1つのグループで結婚できるのは1人」なんて囁かれてきた。SMAPなら木村拓哉さん、TOKIOなら山口達也さん、V6なら井ノ原快彦さん‥‥。嵐以下の若いグループは既婚者すらいない。そんな中でTOKIOとしては2人目の既婚者となる国分さん。私の中でのTOKIOファンは極めて落ち着いているイメージなのだが、今回の結婚報告をするにあたりの国分さんやメンバー、事務所関係者各位の苦悩等々はどのようなものだったのか。「お察しします」なんて言葉は吐きたくない。


 「ジャニーズの結婚」に関する私の個人的意見は、言い方は悪いが「プライベートでの◯◯さんは御相手の◯◯さんだけど、仕事での◯◯さんは私達ファンの◯◯さんだから結婚しても関係ないよね」というものだ。別にこれはジャニーズのメンバーだけでなく、もう1人の好きな男性声優Kさんにも共通している。男性声優Kさん‥もとい神谷浩史(カミヤ ヒロシ)さんに至っては「明日結婚を発表しても全力で『浩史おめでとう!!!!!』と喜びの涙を流しながら祝える」くらいには思っている。
 長野さんが結婚しても‥相手の女性は羨ましいけど、それは「長野さんみたいな素敵な男性と結婚していいなぁ」という、いわば憧れに似たようなもので、「なんで結婚なんてするの?!」という嫉妬も、ましてや「長野さんは坂本さんと夫婦じゃないの?」なんていう妄言でもない。
 むしろ「ジャニーズアイドルの長野博」ではなく「1人の男性の長野博」としての幸せを掴むなら本望である。奥さんについて照れながら語る長野さんをぶっちゃけ見たい。いや、だって可愛いじゃん?完全に自分勝手な意見になるが、長野さんの奥さんになる人は長野さんがどれだけ食べ歩いても「仕方ないなぁ」って苦笑しながらそれを許容する人がいい。選ぶのは長野さん自身だから私には関係ないけど。


 以前何かの雑誌インタビューで、岡田さんが井ノ原さんのことを「愛することを知っているから優しい」と評されていた。映画や漫画なんかで「人は誰かを想うことで変われる」と言われるけれど、あながち間違いではないと思う。結婚は特にそれが顕著に表れるもので、いい意味でも悪い意味でもその人の人生を大きく変化させる。そしてそれは多くの人にとっていい影響になり得る。昔読んだ本が何かにそう書かれていた気がする。
 井ノ原さんが瀬戸さんと結婚をされたことで井ノ原さんの仕事やファンに対する態度が悪くなったかと言われれば、当然ながらそんなことは無いし、昔は尖っていた井ノ原さんが丸くなったのも(メンバー談)、もしかしたら瀬戸さんという存在に出会ったからかもしれない。
 ただのファンに過ぎない私からしたら、本人たちの口からも明かされないプライベートなんてあまり目にするものでないし、詮索する気もない。芸能人であってもプライベートはプライベートなわけで、私生活にあーだこーだ言う権利は全くない。結婚に関してもそれは同じで、結婚したからといって「別れろ」と言っていい権利はないし、幸せな雰囲気をぶち壊すような言葉を言うのは私はどうかと思う。


 私がファンである人の結婚について比較的寛容であるのは、やはり年齢差が一番の理由だと思う。V6(特にトニセン)も神谷さんも私の両親の年齢と変わらないわけで、「両親と同い年くらいの人と恋愛や結婚をしたい」とは思えない。好きだけど、それは完全にファンとしての好意であって思慕や恋慕ではないから。それに加え、当然彼らが近くに住んでいるわけもなく、実際にお会いしたのだってV6は来週のコンサートが初めてだし、神谷さんも5回程度で。私は彼らのことを知っているけど、彼らが私のことを知っていることなんてないから、完全に私の一方通行。彼らからしたら私はただのファンの1人のわけで、物理的にも心理的にも距離は遠い。だから少なくとも彼らに対する私の想いは、恋愛感情などに発展することは全くないのである。


 とは言え、今年の20周年を乗り越えたら活動が落ち着く(であろう)V6。国分さんが結婚を決意されたのもTOKIOの20周年が落ち着いたからで、V6からも井ノ原さんに続く既婚者が出るなら来年か、少なくとも11月のデビュー日以降になると思う。ある日家に帰って来て、ジャニーズのファミリークラブから郵便物が届いていて、開いたら結婚報告の手紙だった。なんてことがあったら、私はびっくりするだろうな。


 何はともあれ、国分さん結婚おめでとうございます。