世界の中心は彼らで回っている

勝利六人組。グループ内の年齢差およそ10。私との年齢差およそ18〜28。

高校生の私がV6に落ちた理由

1999年の早生まれである私は現在16歳である。
そんな私が今ハマっているもの、それは男性声優KとV6の2つだ。

前者の男性声優の場合、現在も地上波放送のアニメで多くのレギュラーを獲得している為「この人が好きだ」と言えば二次元に詳しい子から共感を得られる。

しかしV6の場合。周りの子たちは嵐以下の若い世代のGのファンの子が多く、「V6が好きだ」と言うと高確率で驚かれる。

挙げられる理由は2つ。

①V6が自分の生まれる前から結成、活動をしているから
 私事になるが、私には2つ上の姉がいる。その姉は1996年生まれであるから、姉よりもV6は年上になる。更に言えば、我が両親の年齢はちょうど坂本さん長野さんと同い年である。つまり私からすれば、少し見方を変えれば両親をアイドルとして応援している事にあたる。
 悪いように言えば、私と同世代の彼女たちにとってV6は「おじさん」なのである。


②「学校へ行こう!」の世代ではないから
 V6と言えば「学校へ行こう!」のイメージが強い。そんな「学校へ行こう!」が終わったのは今から7年前の2008年の夏終わり。私が9歳の時だ。僅かに記憶にあるのは三宅さんが出ていた「伊東家の食卓」を見たあとに「学校へ行こう!」へチャンネルを回していたこと。当時は「伊東家長男坊の健くん」=「V6の三宅健くん」とは思っていなかったので、小学校高学年になってその事に驚いた。
 今もV6の冠番組は存在するが、深夜帯の番組&メンバーが勢揃いしない為、私の周りでの認知度は低い。


他にも様々な理由があるが、特徴的な理由はこの2つが多い。


学生である私にとって、自己紹介での「好きな人物」の項目はほぼ毎年のお付き合いである。
そしてその毎年、私はそこに「V6」と書き上げる。それを見たクラスメイトからの「なんでV6が好きなの?」という質問も毎年恒例になっている。

私がV6を好きな理由。それは私にもよく分からない。
V6は私より年上だ。学校へ行こう!は私の生まれる前から始まり、私の記憶があまり無い頃に終わった。逆に言えば、小さい頃からTVで幾度となくV6を観る機会があったのだ。
気付けば母親に連れられてレンタルショップへ行き、そこでV6のアルバムやシングルを借りていた。小学生に上がる頃にベリベスを誕生日祝いとして買ってもらった。
V6を好きになった自覚はとうの昔に消えているのだ。今はただ、ひたすらV6が好きという想いしかない。

歌やダンスで魅せてくれるV6が好き。
バラエティー等々でわちゃわちゃしているV6が好き。
個々の活動でも輝くV6が好き。
様々な場面で様々な方法で幸せをくれるV6が好き。

好きになったのはいつからだろうか。いつか思い出す日が来るのかな。まあ思い出せなくてもいいかな。そう思いながら、私は今日もV6を追いかけるのだ。