世界の中心は彼らで回っている

勝利六人組。グループ内の年齢差およそ10。私との年齢差およそ18〜28。

24時間TV(坂本長野森田編)

 


 やっっと観れた‥(感涙)


 3日遅れで私の24時間TVがスタート致しました。と言ってもザザーッと流し見程度。Twitter上で24時間TV中のV6とHey! Say! JUMPの登場時刻とその内容をまとめて下さった方がいらっしゃいまして、それを基に放送前から気になっていた「坂本さんとハリセンボン・春菜さんの夫婦の愛なんだ」「長野さんと少女がイルカと泳ぐ」「森田さんと足を失ったゾウ」を先程見終わったので感想の方を少し。唐突に終わるよ。




























◇坂本さんとハリセンボン・春菜さんの夫婦の愛なんだ
 これは番宣のために出演した深イイ話でも触れられていましたね。パソコンで代々木第一体育館の模型を作ったり、お馴染みのジムで鍛えた筋肉の撮影角度をスタッフさんに伝えたりとかなり変な人だった坂本さん。そんな坂本さんの1日に春菜さんが密着するという、なんとまぁ羨ましい企画があり‥。訪れたのは料理器具専門店。そこのお店で料理器具を見定める坂本さんに放って置かれ、寂しそうな春菜さんでしたが、私だったら何時間でもその坂本さんを見続けていられる自信があるよ。そのお店には食材を持ち込めば料理器具を使えるキッチンがあり、坂本さんは春菜さんに手料理を振る舞われました。見た時はOne Dishかと思ったなぁ‥。春菜さんいいなぁ‥。いいなぁ!!

 深イイ話は置いといて。歌って踊れる演技も完璧な44歳の独身男・坂本昌行にとっての夫婦は「長い時間ずっと一緒にいる」というもの。だったら貴方はV6メンバーと夫婦なのか?と問いたい回答でした。そんな残念な坂本さんと共に「夫婦の愛」について学ぶのはもちろん、ハリセンボンの春菜さん。春菜さんが登場した時の坂本さんがね‥笑。夫婦なんだから、と春菜さんは坂本さんを「マー君」と呼びましたが、坂本さんは春菜さんから要求された「は〜ちゃん」呼びはおろか自ら提案した「春菜さん」呼びもあまりせず。
 1組目の御夫婦はカカシを作り続ける御夫婦。100人住む集落に150のカカシを作ったそうで、ちょっとした観光名所になっているそうです。作り始めたきっかけは「家内(奥様)のお父さんが亡くなられて、お盆に訪れる親戚を遺品を使って驚かすため」だとか。「遺品ですよね?」と聞く坂本さんは間違ってないよ。その御夫婦から坂本さん春菜さんに似せたカカシがプレゼントもありました。結婚をモチーフに作られた2人に似せられたカカシの周りには、なんと岡田さんと井ノ原さんのカカシも!さては御夫婦、NHK視聴者だな?岡田さんカカシと井ノ原さんカカシを見た時の坂本さんがコーナー内で1番の笑顔だった気がします。
 2組目は双子同士の2組の御夫婦。「凄すぎて『え?』としかリアクション出来ない」と頬に手を当てる坂本さんが可愛かったです。
 3組目は目に障害を持つ御夫婦。全盲の奥様と弱視の旦那様は輪っか状の小さいロープを掴んで繋がり、マラソンをしている御夫婦でした。試しに坂本さんと春菜さんもやってみようという事で2人も輪っか状のロープで繋がり走りだしましたが、毎日走っている御夫婦と鍛えている坂本さんに春菜さんは着いて行けず、5分で息絶え絶えに。そんな春菜さんを坂本さんは助ける!!‥はずもなく、ロープを離し御夫婦の後を走ります。「マー君!!!」と叫ぶ春菜さんの声を「変な蝉の声が聞こえますね」と流す坂本さん。V6はSばっかだね!(大歓喜)
 3組の御夫婦と出会い、「夫婦は2人だけの愛や絆がある。2人から出る雰囲気が温かくて柔らかい」と語る坂本さんに「マー君が夫婦について学べて妻として嬉しい」と春菜さん。最後くらいは夫婦コントに乗るかな?と思いきや「もういいですか?」と真顔でスタッフさんに問い掛けました。VTR後、井ノ原さんに「最近は春菜さんの話題ばかり。あともう一押しですよ」と応援された春菜さんの明日はどっちだ。


◇長野さんと少女がイルカと共に泳ぐ
 イルカと一緒泳ぎたいという少女の夢を長野さんがサポートする企画。改めて「長野博」という人間を好きになって良かったと思いました。
 長野さんがサポートをするのは手足の不自由な少女。1人では歩くことも、立つこともままならない彼女の「海で泳ぎたい」「イルカに会いたい」という夢を叶えます。野生のイルカが生息する東京都の御蔵島でその夢を実現するのですが、そのためには泳げなくてはなりません。水面に浮いてイルカを眺めるよりも、実際に潜ってイルカの近くに行く方がより一緒に泳ぎやすいみたいです。何より楽しいもんね。練習では深さ5mのプールで泳ぐことになった長野さんと女の子。しかし、彼女にとって深さ5mは恐怖以外の何でもありませんでした。そこで長野さんが取った行動は「自分が実際に潜って怖くないと伝える」こと。女の子はプール内の様子が見れる窓の前で潜って自分に手を振っている長野さんを見て、「楽しそう」と思ってくれました。
 そこから潜る練習を一緒に行う長野さんと女の子。その姿が可愛いのなんの。そりゃ「長野くんはお母さんみたい」って岡田さん言うわ。保母さんのエプロン絶対似合うもん。「楽しい人〜?」「本番頑張るぞ〜!」と女の子に問う長野さんマジ保母さん。
 本番当日は台風接近のためロケを早めに行うことに。しかし荒れる波や潮の動きに女の子が怖がり、長野さんは一度上がろうと提案を。そして、前もって島の周りの海中を巡りイルカのスポットをサーチしていた長野さんは、来るかは分からないけど波が穏やかな場所に移動してイルカを待つという大きな賭けに出ました。待ち続けて待ち続けて、現れたのは2〜3頭のイルカ。長野さんの支えを借りながら、女の子はイルカと泳ぐことが出来ました!海もイルカも綺麗で、日本にはまだこんなに綺麗な自然が残ってるんだと思いました。女の子も「また泳ぎたい」と言ってくれて、企画は見事大成功です。
 企画最後は武道館まで来てくれた女の子から長野さんへのお手紙が、そしてV6からは女の子へ「Believe Your Smile」のプレゼントで締め括り。女の子の恐怖をなくすために実際に泳いでみせたり、女の子が泳ぐ時もずっと身体を支え続けたり、女の子のために前もって自分で島の周りのイルカについて泳いで調べたり、女の子に話しかける時に目線を合わせたり、女の子が話す時にアナウンサーさんがマイクを出しているのに自分のマイクも差し出したりと長野さんの優しさを目の当たりにし、そしてトドメのビリスマ。この企画で泣かないと思ったんだけどな。
 長野さんがこの企画の担当をしてくれて本当に良かったです。学校へ行こう!もそうだったけど、長野さんと小さい子の組み合わせは見ていて癒やされる。


◇森田さんと足を失ったゾウ
 日本に住んでいると「本当にそんなのあるの?」と思うもの。民族や宗教の違いによる内紛、テロ、地雷等々ある中で、今回の森田さんは地雷により足を失ってしまったゾウに会うためにタイを訪れました。
 そもそもゾウが足を失うきっかけになった地雷は、タイの隣国・カンボジア内戦時の兵士がタイへ逃げ込んだ際、追手を食い止めるために無造作に埋めたもの。どこにどのくらいの地雷が埋められているのかは定かではなく、タイをはじめ東南アジアやアフリカ大陸の諸国で未だに地雷により体の一部分を失う人が跡を絶ちません。そんな地雷による被害者は人だけでなく、「地雷が埋まっているからここは危険だよ」という張り紙を理解出来ない動物も被害にあっています。その中の1匹のゾウに森田さんは出会いました。
 ゾウが失ったのは右の前足。生後1歳の頃に地雷で足を失ったゾウは、治療のために今住んでいる場所に運ばれ、お母さんとも離されてしまいました。その悲しみは癒えることなく、今も地雷の爆発音を思い出させるトラックの音や雷の音、雨の降る夜は寝付けないと言います。その日も中々寝付けず‥森田さんはゾウのそばにずっと居ました。手足を大きく動かしたり鳴いたりするゾウを見ても臆することなく寄り添い、撫で続ける森田さんにゾウは「この人なら大丈夫」と思ったのか、鼻を森田さんに擦り付けるように。森田さんも照れくさそうに笑いながら、ゾウに応えている場面も見られてホッコリ。見た目は怖そうだけど、根は本当に優しい森田さんのことを動物も分かるのかな。そうだといいな。
 翌日、朝昼のお散歩の時間に着けるというゾウの義足を手にした森田さん。地雷で足を失ってしまったことを知り、国中から募金が集まったそうで、世界で初めてゾウの義足が作られました。「重い重い」と言いながら森田さんに運ばれる義足は、森田さんの背もあってか大きく見えました。
 実際に地雷が埋められていた場所へ行き、被害にあった人の話を聞き、足を失ったゾウに触れ、多くは語らずに、ただ「同じ人間がやったことを超えられないことはない」と語った森田さんの言葉が頭から離れません。流し見程度で見ておいて何ですが、今回の24時間TV全コーナー内で一番心に響いた言葉です。

 「同じ人間がやったことを超えられないことはない」。本当にそうだと思います。