世界の中心は彼らで回っている

勝利六人組。グループ内の年齢差およそ10。私との年齢差およそ18〜28。

天国でMFTP


 唐突な私事だが昨日素敵な動画を見つけた。
内容は2013年の長野さん出演舞台「Forever Plaid」のパンフレットに掲載されているインタビューでの長野さんの話から抜粋されたものになるが、質問が「(作品の内容に沿って)もし死んで、生き返ったらどうしますか」というもの。
 それに対する長野さんの回答が簡潔にまとめると「メンバー五人に会いに行って『先に死んじゃってごめんね』と謝る。それから生き返っている間にライブをする」というものでだった。時々「笑」が語尾に置かれていて、いつものような笑顔で語っていたのかなぁと思った。

 ただその動画を見たのが夜寝る前。まぁ夢に見ますわな。
 縁起でもない話であるが、長野さんが亡くなられてしまい、他のV6メンバーが泣きながら追悼ライブをしているという夢。そのライブ会場には私も泣きながらペンライトを振っていたのだが、何故か隣に幽霊になった長野さんが居た。そして「ごめんねぇ」って微笑みながらライブを鑑賞されていた。

 そこで泣きながら目が覚めて、焦ってニュースをTVネット大小関わらずチェックした。‥夢で良かった。本当に良かった。


 少し落ち着いて思い出したのが、2013年のOMG魂でのMCの一幕。(発言内容、発言順序はマチマチ)


 森田さんの「三宅さんとは14歳からずっと一緒にいる。こいつ(三宅さん)は俺のなんなのかな、俺が死んだらどう思うのかな」という言葉。(長く長く一緒にいると言葉では言い表しがたい関係に。それだけ大事だということ)
 それから、岡田さんが「死ぬ時に5人のことを思い出す」と発言された。(学校へ行こう!10周年でのメンバーへの言葉でも同じ事を仰っていた。それだけ強く思っているのかと思うと感慨深い)
 それを受けて「大丈夫だよ、(年功序列で)死ぬのは俺が先だから」と坂本さん。(サラッと言いのけるリーダーの格好良さは世界一だった)
「(5人で)岡田のことを天国から呼んでいそうだよね」と長野さん。(いつもの笑顔で言うものだから本当にそうなってそう。(^▽^・)‹岡田おいで〜ってね)
「『MUSIC FOR THE PEOPLE』歌おうぜってね!」と井ノ原さん。(学校へ行こう!修学旅行の井ノ原座早朝開演を思い出した)
「(天国は)雲の上だからふわふわして踊りやすそう」と三宅さん。(雲=ふわふわの方程式を成り立たせる三宅さんの可愛さよ‥)


 と思いながら、これを聞いた時は思わず泣きそうになった。死ぬ間際でも天国でもV6続ける気満々な彼ら。歌って踊る気満々である。ファンとしてもこれ以上嬉しいことはない。V6ファンでよかったと、そう思った。今でもそう思っている。


 もしもこの話通りにV6メンバーが年齢順に天国へ行くとする。全員80で行くと仮定すれば坂本さんは少なくとも10年間踊り続けなければならない。そのライブに私も行くとして、私と最年少の岡田さんとの年齢差は18。そうなると28年間踊り続けることになる坂本さん。30周年目前である。2年後には大々的に坂本さんの30周年記念イベントが行われるだろう。

 なんて、我ながら馬鹿な話だとは思う。それでも「彼らなら踊ってくれるのではないか」。そう思う自分もいる。本当のことは分からない。ましてや死後の話なんて、将来すら見据えることしか出来ないのに想像もつかない次元の話だ。

 それでも当たり前のように、想像もつかない次元の話の中でもV6はV6で居続ける。天国でMFTPを歌うなら私もそれについて行くしかない。今からでも遅くないと、明日から少しの善行を積み重ねようと思う。